Moon River
第三話
愛の夢
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1989年生まれ長野県出身。両親の影響で幼少期より洋楽を聴きピアノやドラムなど楽器に触れる。15歳でボーカルに転身、自ら作詞作曲を手がける。2016年:映画の主題歌を含むファーストアルバムでメジャーデビュー(AZUSA WATARI名義)。2018年:単身渡欧。語学を学びながら各地のアーティストとの交流を通じ制作活動に邁進。2019年秋 アーティストネームを渡梓(AZUSA WATARI)からazufeelingに改名。
web… https://linktr.ee/azufeeling
楽曲… https://music.apple.com/jp/artist/azufeeling/1484307116
“所詮人生は壮大な暇つぶし”
誰の言葉かも覚えていないワンフレーズ。
実際のところ、どこまで極めようと何十年と続けようと
この世に灰を残し、旅立ったらリセットされるわけで。
大事な、その世に残してきた人たちの心には確かにあっても
新たな人生にログインした時には、セーブデータは無い。
まあ、そんなもんだと、一つの物語を進めていくのもいいだろう。
けど、僕のとても好きな俳優さんの作中でのセリフでこんなのがある。
“心臓が息の根を止めるまで真実に向かってひた走れ”
真実という終わりがあると知りながら、それでもなお目の前のものに全力で向き合う。そうすることでその先の何かに繋がる、そうすることでしか見えない未来がある、かもしれない。
なんて書いてる僕は実家でのほほんと過ごす大学4年。
褒められるようなことなんてこれといってしてきてないのだけれど。