6月26日(土)秋保にて「ねこまつり」が開催された。会場は以前、当Webにてご紹介したKukkaさんだ。(正式名称:Kukka with Flower&Café)
この「ねこまつり」では保護猫の譲渡会とねこに関するグッズや作家さんのオリジナル商品の販売をしているというのでちょっとお邪魔させてもらった。
この日の朝は梅雨らしくどんよりとしたお天気で時折雨が降っていたが、会場に着くとすっかり雨も上がり更に時間がたつにつれ日差しが強く暑い日となった。
実はここでの「ねこまつり」が開催されるのが決まってからの準備期間が1か月もなかったということで告知が十分にはできず、SNSでの拡散頼りだったということなのだが、朝からたくさんの人が会場に足を運んでくれていて、とても会場は賑わっていた。
木立の中に建っているKukkaさんの駐車スペースにはテントが張られ色々なねこに関するグッズが販売されていた。その中の1つにはこれも以前当Webでご紹介させていただいた茶道具のお店「青峰堂」さんも出展されていた。
奥へ進みKukkaさんの店内へ入るとこの日は特別メニューでの営業となっていたが店内で飲食されるお客さまとテイクアウトご希望のお客さまが並んでおりとてもご主人とお話できる状態ではなかった。
簡単にご挨拶をして一度お店の外にでて今度は新しくできたデッキスペースへ入ってみた。ここは通常はワンちゃん連れでも入れるスペースとなっており、広めだし屋根もあるしペット連れのお客様もゆっくりお食事ができる空間となっている。しかし今日はこのスペースが保護猫の譲渡会の会場となっていた。カウンターには14匹の保護猫ちゃんたち。みんな訳ありでここにいるのだが、どの子もおとなしく寛いでいるようにもみえる。これはきっと預かりボランティアさんのおかげなのだろう。
中にはすでに譲渡に向けたトライアルが決まったねこちゃんもいた。今日1日だけの開催だが夕方までに少しでも多くの保護猫のトライアル先が決まって欲しいものだ。
実は今回秋保で、しかもKukkaさんで「ねこまつり」を開催するというのが決まったのはこのデッキスペースがカギだったらしい。
もともとKukkaさんの常連さんに保護猫活動やTNR活動『不幸な猫を減らすための活動。Trap(捕まえる)Neuter(避妊・去勢すること)Return(元の場所に戻す)』をしている「しっぽゆらゆら杜猫会」の会員の方がいるのだそうだ。この「しっぽゆらゆら杜猫会」では毎月第2土曜日にスリーエム仙台市科学館で譲渡会を開催しているのだが、今回はその定期開催とは別に秋保の、この緑に囲まれた素敵なデッキスペースでの譲渡会ができないものかと考えKukkaのご主人に相談されたようだ。
秋保には「秋保猫街道」という、看板猫ちゃんのいるお店のあつまりが以前からあり、Kukkaさんもその一員だった。そこでKukkaさんが橋渡し役となり「秋保猫街道」と「しっぽゆらゆら杜猫会」がコラボし今回の開催が実現した。
自然の中での「ねこまつり」。この秋も開催される予定があるようなので、情報が入り次第お伝えしたいと思います。よろしければ紅葉の秋保まですこし足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
(取材 ナオコ)
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