たまたま本誌ARCHE!と同じ名前のお店を見つけた。大文字と小文字の違いはあるけれど、単数と複数の違いもあるけれど、なんだかご縁があるような気がしてInstagramを覗いてみたらとても素敵なお店だった。そして「テラス席、パラソル席有」と書いてあり「ワンちゃんネコちゃんOK」とも書いてある。山形市のお店だけれども、宮城の人にとって山形はたぶん近い存在。この記事を読んでくれている皆さんであれば、山形の情報もきっと喜んでくれるはず。ということで、早速お邪魔してみることにした。

高速山形自動車道を進み山形北ICで降りる。そこから10分も走らないうちに目的のArches kitchenのネイビーブルーの建物が見えて来る。駐車場に車を停めるとすでに本日のモデル犬ちゃんたちが待っていてくれた。スタンダードプードルの風ちゃんと雷ちゃん。どちらもまだ1歳で黒毛の風ちゃんはしっかりもの。白毛の雷ちゃんはマイペース。といった感じだろうか。今回は山形と言うことで、先月初めてお会いしたたまねぎさんちの雷ちゃん・風ちゃんに、図々しくもモデル犬をお願いしたのである。たまねぎさんと言えば、ご存じの方も多いと思うが犬界のトップインフルエンサー。そんな方にお付き合い願うとは！とARCHE!編集部が一瞬ざわついたような気もしたが、以前お会いして以来、たまねぎさんとご主人の大将に、そしてスタンプ―の岳くんと風ちゃん雷ちゃんにまた会いたいと思ってしまったのだから仕方がない。ダメもとでお願いしてみたら快く引き受けてくださったので、ますます好きになってしまった。今回岳くんは脂腺炎の治療中のため残念ながら欠席です。岳くんが気になる方はたまねぎさんのブログ『しろとくろしろ』をご覧ください。

さて、本日のモデル犬ちゃんたちへの挨拶もそこそこに早速お店に入っていこうと入口の方へ回ると、そこには「ご予約のお客様で満席です」の文字。取材に行ったのは月曜日。平日にも関わらずオープン時間にはすでに満席になっているほどの人気店だった。そしてもうひとつ、驚く事実を発見。店名のArches kitchenは「アルシュズキッチン」ではなく「アーチーズキッチン」と読むらしい。本誌のARCHE（アルシュ）はフランス語で箱舟の意味だがこちらの店名は英語で架け橋の意味を持つそうだ。・・・我ながらとんだ早トチリ。

こちらのオーナーシェフの奥山伸司さんはホテルで30年間、洋食のプロとして腕を振るっていたそうだ。そして2022年の4月、大きな一軒家をリフォームした自分のお店をオープンさせた。2年前と言えばコロナで飲食店が大変だった時期。それを乗り越え大人気のお店になったのはやはり美味しいお料理と丁寧に接客する奥様の存在が大きいかもしれない。

店内も広々としているが外にはテラス席が2つとパラソル席が2つ置いてありどちらもペットと利用が可能だ。今日は撮影ということで、テラス席の２つをくっつけてくれていた。

用意してもらったランチメニューはスズキとアサリのアクアパッツァとビーフカツレツマッシュルームソース、そしてとハンバーグドリア。どれも生ハムのサラダとドリンクがセットになっている。

サラダやお料理に使っている野菜は旬ものを近くにある「遠藤南大森農場」から仕入れており毎朝届けてもらっているそうだ。こちらの農場はたまねぎさんも時々行くそうで、偶然だがこの日の朝もジャム用のイチゴを買いに行ってきたそうだ。

お料理はサラダのドレッシングからデザートまで全て手作りで月曜から満席になるほどの人気があるのが納得のおいしさだった。

ランチメニューは季節に合わせて月ごとに変わるそうだ。
最近はわんこ連れの人も増えてきているそうなので、愛犬と美味しいランチを食べに行く時は、席の予約を忘れずに。（取材：NAOKO）

Arches kitchen
【住所】山形市大字十文字1945-1
【電話番号】023-616-3014
【営業時間】lunch11:00～14:30　dinner18:00～21:30
【定休日】水曜・第１第３第５木曜
【駐車場】あり
【Instagram】https://www.instagram.com/arches2022/
【ペット】テラス席・パラソル席のみOK・大型犬 OK・ペット用食事なし・マナーウエア着用
～他のお客様の迷惑にならないようにマナーを守って利用しましょう♪～

★ARCHE! MODEL　

★おまけ「遠藤南大森農場」

食事の後たまねぎさんたちと一緒にArches kitchenさんから車ですぐの遠藤南大森農場へ行ってきました。独特の甘みを持つ山形のいちご「おとめ心」の他、さくらんぼやスモモなどの果物、Arches kitchenさんでも出している数十種類の野菜の他、山形牛や烏骨鶏など農業と畜産の両方を営む大きな農場でした。ご主人がやっているFacebookではすばらしく美しい農場の風景が見ることができとても癒されます。（https://www.facebook.com/farm.redandgreen/）