亘理町荒浜に可愛らしい一軒家のお店がある。場所は荒浜にぎわい回廊商店街のすぐそばで、近くには以前ARCHE!でご紹介したドッグCafe鳥の海ベース(2025年3月23日営業終了)もある場所だ。
2023年の夏にオープンしたこちらのお店は東北ではここでしか食べられないという淡路島バーガーの専門店だ。




ハワイアンテイストの明るい店内には16席設けられているが、平日でも昼時には満席になる人気ぶりだ。外にはテラス席もあり、こちらはわんこと一緒に利用することが可能だ。ということで、今回は読者モデルのけだま&おにぎりファミリーとこちらのテラス席で初の淡路島バーガーをいただいてきた。

さて、みなさんは淡路島バーガーと聞いてどんな物か想像できるだろうか。とその前に、淡路島ってどこ?と思った方もいるかもしれない。淡路島は瀬戸内海東部にある島で兵庫県に属する。四国の右上と言った方が場所は想像しやすいだろうか。面積的には東京くらいあるそうで神戸から明石海峡大橋で渡ることができ、鳴門大橋で四国徳島と繋がっている。温暖な気候の島でわんこと行けるスポットも多いようだ。そして日本有数の玉ねぎの産地でもあり全国トップクラスの品質と生産量を誇る。淡路島の玉ねぎは「甘くて」「柔らかくて」「辛みが少ない」という特徴を持つ。説明が長くなってしまったが、この、淡路島の玉ねぎを使ったハンバーガーが淡路島バーガーなのだ。

テラスで待っているとボリュームたっぷりの淡路島バーガーとオニオンリングのセットが運ばれてきた。まず驚いたのはオニオンリングの厚みと大きさ。ハンバーガーよりインパクトがあり、こちらが主役かと思うほど。食べてみると外はカリッと中はジューシーでその甘さに驚いた。とても甘くてみずみずしいこの玉ねぎは淡路島の「蜜玉」というブランド玉ねぎで、これなら玉ねぎの辛みが苦手と言う人でもバクバク食べられそうだ。

ハンバーガーの方はというと、ビーフ100%のパテに肉厚玉ねぎとトマトやレタスなどがサンドされ、やはり間違いのない美味しさだ。特にソースが美味しかったので聞いてみるとこのソースにもふんだんに玉ねぎペーストが使われているとのこと。和テイストなためか、ご年配の方もよく食べに来られるそうだ。また県外から来る人も多く、土日祝日などは数時間待ちになることもあるそうだ。



平日に行くのがおすすめだが、休日に行く場合は予約を入れておいた方が安心だ。またテイクアウトもできるので、テラス席がいっぱいだったら愛犬と一緒に目の前の鳥の海公園のベンチで食べて、その後公園をお散歩すれば愛犬もきっと満足してくれるに違いない。


今回訪れた『淡路島バーガー鳥の海店』はサーファーのパパさんと店長のママさん、そして娘さんの3人でやっているアットホームなお店だった。血液サラサラにしてくれる玉ねぎの入ったおいしいハンバーガーや肉厚のオニオンフライ、ぜひ皆さんにも味わってみてもらいたい。
(取材:NAOKO)
淡路島バーガー 鳥の海店
【住所】亘理町荒浜築港通り34-28
【電話番号】070-3275-2101
【営業時間】平日11:00~16:00(LO15:30)休日11:00~18:00(LO17:30)
【定休日】木曜・第3水曜
【駐車場】あり
【Instagram】https://www.instagram.com/awajishima_burger_torinoumi
【ペット】テラスのみ・大型犬 OK・ペット用食事なし
~他のお客様の迷惑にならないようにマナーを守って利用しましょう♪~
★ARCHE! MODEL けだま&おにぎり(とママさん)
