以前本誌でもご紹介したI glow 仙台店が8月にオープン1周年を迎えた。それを記念して独特の色彩で犬の絵を描くEIJI TAMURA氏を迎えて8月20日(土)、21日(日)と個展&オーダー受注会が行われた。
DOG ARTの第一人者であるEIJI TAMURA氏はアメリカNYやLAのストリートアートに多大なる影響を受けPOPで迫力のある画風で犬たちの絵を描き続けている。近年はコロナの影響もあり数が減ってしまっているが、毎年全国各地で個展を開いている。しかしながら仙台は、いや東北自体が今回が初めてなのだそうだ。普段はそごうや三越などの百貨店などで開催している個展だが今回はI glow仙台店の1周年記念イベントとして来仙してくれた。
最終日、I glowを訪れてみると店内に展示した作品の前でお客さんとお話をされているEIJI TAMURA氏がいた。元TOKIOの長瀬似で(あくまで私の主観だが)ワイルドなイメージの男性だ。今回展示しているのは犬の絵の見本としての作品で基本的にはこれらを販売することはないそうだ。実際は完全受注となり発注者の愛犬の絵を描き上げてくれるため唯一無二の作品となる。カラフルで力強い犬の絵ではあるが毛の流れなどが繊細に表現されておりモデルとなる犬の特徴をよくつかんだ絵となっている。そしてその絵にはまるで血が通っているかのような生々しさがある。
現在多くの作品を手掛けているそうで完成まで半年を有する物もあるらしい。EIJI TAMURA氏は1枚を描き上げてから次の絵に取り掛かるのではなく、複数枚を同時に描いていくそうだ。色を重ねながら自分の納得できるところまで絵筆を動かす。出来上がりまでにかける時間は作品によってマチマチのようだ。
ちなみに、DOG ARTとうたってはいるが犬以外の絵は描かないのか聞いてみた。すると猫も馬も今までに描いたことがあるとのこと。これは猫を飼われている飼い主の方にもチャンスあり。DOG ARTかーと思わずに是非愛猫の絵が欲しい方はI glow仙台店に連絡してみてほしい。個展は終わってしまったがI glow仙台店では今後もEIJI TAMURA氏の絵の受注受付をしてくれるそうだ。
以前はパグを飼っていたというEIJI TAMURA氏。その当時の愛犬への思いが今DOG ARTとしてキャンバスの中の犬たちに向けられている。見た目とは違い(EIJIさん、ゴメンナサイ!)とても気さくで穏やかに話をしてくれる彼の絵は是非手元に置いておきたくなるような生命力と温かみのある作品だ。
(取材:NAOKO)
EIJI TAMURA
ニューヨークやロサンゼルスのストリートアートに多大な影響を受け、ポップでカラフルな色彩で絵画を描くようになる。一緒に過ごしていた愛犬の絵を何枚も描いているうちに自身の描くポップでカラフルな画風が愛犬のもたらす無償の愛を豊かに表現できることに気づき、以降ドッグアートとして様々な犬の絵を描くようになる。
WEB : https://eijitamura.com
Instagram : https://www.instagram.com/eiji_tamura
I glow 仙台
ドッグファッション・ナチュラルフードなど愛犬のためのセレクトストア
トリミングサロンも併設。 お買い物中のわんちゃんお預かりサービスも実施中
【住所】仙台市青葉区本町2丁目16-7本町ハピネスビル1F
【電話番号】022-399-6686
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】月・火曜日
【駐車場】なし
【Instagram】https://www.instagram.com/iglow_sendai/
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