川崎町の国道286号線を山形方面へ走っていると突然気になる看板が目に入ってくる。
LAP LANDの文字の下に森のキッチンと描かれたその看板は背景に夜の(…かな?)山の絵が描かれている。それだけでもなんだか気になるが、そこに「山賊カレー」と書いてあるのがカレー好きの私を誘う。
看板が示すお店を目指し、わき道の方へ進んで行くとログハウスが見えてきた。先程見た看板と同じ名前「LAP LAND」と書いてある。趣のあるファサードで「山賊カレー」の他にも色々とメニューが書いてあった。
店内には毛皮や動物の頭の骨などが飾ってあり、まるで山小屋の中にいるようだ。またたくさんのログハウスの写真も飾られている。話を伺うとログハウスを専門に建てている工房ラップランドという会社がレストランを経営しているということだった。
お店の入口にテーブルがあったのでわんこと一緒に食事ができるかを確認すると大丈夫だとのこと。時々わんちゃんを連れて来る常連さんはその席でお食事をされるということだった。早速一緒に行動していた愛犬たちを車から降ろすと「テラス席があるのでそちらへどうぞ」と案内された。
緑に囲まれたテラス席には大きなテーブルと日差しを遮る屋根があったのが嬉しかった。
早速気になっていた「山賊カレー」を注文。愛犬たちと待っていると大きなお皿にタップリと盛られた山賊カレーが運ばれてきた。これで普通のサイズだというから驚いてしまう。山賊カレーの名前の由来はカレーの中に色々な種類のきのこや山菜が入っているからなのだそうだ。カレー自体もスパイシーで美味しいのだがバターとワインで蒸し焼きにしたその山菜がいい味を出しているようだ。さらに食べているとふわとろのチーズオムレツも顔を出した。
オーナーの話によると以前周りの木を伐採し、ログハウスの下にある沢が見えるようにしたそうなのだが、植物の成長が早く伐採が追い付かないため今は自然の形のままにしているそうだ。だから残念ながらその沢を望むことはできなくなってしまったがテラス席にいると木々の緑と沢のBGMが心をゆったりと落ち着かせてくれる。
基本オーナーはログハウスを建てているのでお店の方は奥様が担当している。時々時間ができればお店の手伝いをしているそうなのだが、突然伺ったこの日は丁度オーナーも向かいの工房におり、お二人そろってお話を伺うことができた。
現在お二人は保護猫を2匹飼っているのだそうだ。この辺りはクマや猪、カモシカなどが現れることもあり野良だった猫が傷を負っていたところを保護したそうだ。以前は甲斐犬のミックスを飼っていたそうで犬も大好きなのだとか。食事時を外して伺ったのでご夫妻と一緒にテラス席で色々な話をさせてもらったのだが、その間ずっとうちのお転婆娘、愛犬2号を抱っこしてくれていたのでゆっくりと山賊カレーを味わうことができたのはラッキーだった。
そうそうこちらのお店は以前ご紹介した「キッズファームかわさき」のすぐ近くにある。ドッグランで遊んだらLAP LANDでお食事タイム、なんていう愛犬とのデートコースはいかがだろうか。
(取材:NAOKO)
LAP・LAND 森のキッチン
【住所】川崎町今宿焼橋沢山1
【電話番号】0224-84-4843
【営業時間】11:30~19:00 (LO18:30)
【定休日】火曜 その他不定休
【駐車場】あり
【HP】http://lapland.koitaro.net/restaurant.html
【ペット用お食事】なし
【犬種条件】大型犬 OK
~他のお客様の迷惑にならないようにマナーを守って利用しましょう♪~
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