取材日記 2020/5 ARCHE! N°3 浜口純さん
時々、山の方や街でお見かけする「仙台で唯一の往診専門動物病院 移動アニマルクリニック浜口」というステッカーを貼られたワゴン車が気にかかっていた。どんな仕事をされているのか? どんな獣医師さんなのか? どんな生活をされているのか? そしてどんな方なのか? 興味津々。
とにかく忙しい先生だとは思ったが、連絡を取りお会いさせていただき、検診にも同行させていただいた。角田市の菊池さん宅ではご長寿猫のナナちゃんの診察。
菊池さんは、「浜口先生に出会えて良かったです。もっとナナちゃんと頑張って過ごせたらいい、と思わせてくださいました。とても感謝しています」と仰っていた。
仙台市の黒澤さん宅ではラブラドール・レトリバーのシンバ君の抗体検査。体の大きいシンバ君を病院に連れて行くことはひと苦労だったのこと。
黒澤さんは、「先生に自宅に来てもらうことで、私たちの苦労も半減しました」と喜んでいらっしゃった。
浜口先生は、宮城県中を(福島県の一部まで行くそうだが)駆け回っている。こんな、いつ呼ばれるかわからない移動病院をなぜやっているのかと聞いてみた。
「よーし!俺にしかできない仕事がきた。人の出来ないことをやるのが喜びだ!」と鼓舞しているとのこと。人の行かぬ道を進む先生だ。
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