こんにちは、佐藤美月です。今回も「いぬいろ」に目を通していただきありがとうございます! ARCHE!編集部さんから、多くの方の目に留まっていると聞きドキドキ…しています。第2回目の今日は、愛犬でありセラピードッグでもある「グリコ」と私が、今までどのような活動をしていたかについてお話ししますね。
グリコと私は、私が専門学校生の頃に出会いました。出会ってから今年で8年になるパートナーです。セラピードッグとして学生の頃から現在に至るまでさまざまな施設に訪問してきました。高齢者施設、幼稚園、高校、障がい者支援センター… 時にはセミナーや勉強会のデモ犬としても活躍していました。
グリコは一般的にセラピードッグのイメージである、愛想を振りまくアクティブなタイプではないのですが、何かグリコ自身が感じとるものがある人に出会うとそっと寄り添うような性格でした。全盛期はさまざまな施設に訪問してセラピー活動を行っていましたが、今はコレ(笑)でもシニア犬。
体の不調もところどころ感じる時があり、徐々に引退の方向へ向かっていきました。それでも引退を考え初めて活動の頻度を落とし始めた頃は、早朝に準備をしていると、
「私も仕事だよね?」
と言わんばかりに、活動で使用していたバッグにイン。
「今日はお休みだよ」
と言うと玄関まで追いかけてくる始末。
当時はその光景が心苦しいのと同時に、グリコ自身がセラピー活動を楽しんでいたんだ、と少し安心したのを覚えています。今はお家に居られる楽しみを覚えたのか、私が出かけようとしても爆睡しています(笑)
アニマルセラピーを普及するためのイベントなどでは、いまだにグリコにお手伝いしてもらっている時もあるんですよ。どこかでお会いした時には、少し頑固になったグリコですが、どうぞ声をかけてくださいね。
佐藤美月(さとう・みづき)
仙台市内の動物専門学校を卒業。ドッグトレーナー、アニマルセラピー講師として宮城県を中心に活躍中。家庭犬のドッグトレーニングやセラピードッグ・トレーニングを行う出張サービス、BUDDY DOG(バディドッグ)を立ち上げ活動を行うほか、『佐藤美月のドッグトレーニング with DOG CABIN』を始めとするトレーニング教室も開催している。動物介在教育・療法学会所属。
BUDDY DOG… https://www.sendai-buddydog.com
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