3月27日(日)多賀城市のうしちゃん多賀城緑地公園にてディスクドッグ大会が開催された。前日の雨天で開催が危ぶまれたが当日は雨も上がりグランドのコンディションも問題なく、風は強かったが無事開催することができた。
「ディスクドッグ東北」が主催のこの大会は年に6回ほど行われているのだが、今年2022年最初の大会となるこの日は約60組のエントリーがあった。地震やコロナの影響もあってか少々エントリー数が少なかったようだが、日ごろの練習の成果を発揮するべく、一生懸命ディスクを追いかける犬や強風に苦戦する投手の腕前が試された。ナイスキャッチをすれば拍手がわき、普段とは全く違う行動をして投手を焦らせてしまう犬には笑いが起きる、そんな楽しい大会となった。
こちらの大会はビギナーも参加できる。出場条件も難しいことはなく、「もってこい」ができればOK!ディスクに限らずおうちで遊んでいるぬいぐるみやボールなどを持参して参加してもOKなのだそうだ。もちろん犬種もサイズも問われない。
ディスクドッグ東北の大場氏からは、「最初は、『今日はいつも行っているドッグランより広いところで遊べるぞ!』という感覚で参加してもらって全然かまわないです。そしてそこから少しずつステップアップしてもらえればいいと思っています。ディスクドッグというものをより身近に感じてもらえるように敷居を低くしているので気軽に参加してみてください。」というコメントをいただいた。
ちなみに、大会にエントリーするともれなくロゴ入りのディスクがもらえるのだそうだ。また成績優秀なわんちゃんには1位から3位まで賞品がもらえる。その他にも賞品付きじゃんけん大会など、楽しい企画が用意されている。
ちょっとでも興味がわいた方は5月15日(日)にも同じ場所で大会があるので是非一度わんちゃんと一緒に見学に行ってみて欲しい。しかもこの日はミニマルシェの企画もあるらしいので見学だけでも十分たのしい一日になりそうだ。
そして行くのであれば、おうちで遊んでいるボールなどを持っていくことをお勧めする。もしかしたらわんちゃんがその気になって飛び入り参加することになるかもしれないからだ。
次回の大会に関してはディスクドッグ東北のフェイスブックにてご確認ください。https://www.facebook.com/discdogtohoku/
★来場者のみなさん
ディスクが好きなレディちゃんは、まだ始めたばかりで今回が2回目の出場。「風が強いのと、緊張でディスクをうまく投げられなかったけれど、一緒に大会に出られて楽しいです」
ボールを追いかけるのが大好きなノアくんは今日が初参加。
「週末に遊びながら練習をして今日はバッチリできました!いずれはオープン※に出るという目標ができたのでとても楽しいです。」
※この団体の競技は4種目「レトリーブ・ビギナー大会」「チャレンジ大会」「レディース大会」「オープン大会」に分かれている
先住犬3頭(全てボーダーコリー)からの引継ぎで今回初出場のスムージーちゃん。
「家ではできるのに、メンタルが弱くて気が小さいので他の犬が気になっちゃいました。この大会は下手でも出場できるから楽しいです。次はみんなの前で堂々とできるように頑張ります!」
多数の出場経験をもつ親子出場のすみれちゃんと奏くん。
「アジリティが大好きなすみれと走るのがあまり好きじゃない奏ですがディスクには興味をもったので一緒に楽しみたいと始めました。今日は空中キャッチを決めたいです!」
先住犬が出場しているのを見て興味を示したピエトロくん。
「今日で2回目の出場になります。前回は10ポイントだったのでそれを超えるのが目標です!」
前回の大会では全く走れなかったアーディくん。
「今回2回目の出場で場慣れをしたのか今日はすごく良かったです。犬の集中力を切らさないように次も頑張ります」
妹さんが飼っているわんちゃんにディスクドッグをやらせてみたいということで一緒に見学に。
「すごく楽しそうなのでやらせてみたいと思いました」
お友達のわんちゃんがディスクドッグに参加しているので誘われて初出場となったしらたまちゃん。
「小さい時からボール遊びが大好きで日ごろから遊んでいるのが良かったのか、今日は好成績でした!」
「見せたらやる気がでるかなーと思って連れてきました。持ってくる、離すができるようにしつけながら出場するのが夢ですね。」
お友達が出場しているので応援にきた雷汰くん(右)は3年前にディスクドッグを引退。子供の頃にドッグランでじん帯を切り、リハビリとしてプールやディスクで遊び、少しずつ走れるようになった雷汰くんはディスクドッグの大会に出られるほどに回復。そして過去に何度も賞をもらっていたすごいわんちゃんだった。
(取材 NAOKO 写真 TATSUYA)
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