当アルシュ主催のドッグカルチャースクール『セルフトリミング「爪切り」講座』へ行ってきましたー!
今日の先生は自らを「オタク気質」だというトリマーの高橋ちひろ先生。何がオタクかっていうと・・わんちゃんに関することはとことん調べ追求していくというところ。例えば手に取ったシャンプー。これにはどんな成分のものが使われているか、その使われている成分はどんな役割をするのか、その役割は犬にとってどんな作用をおこすのか・・・・などドンドン掘り下げて調べていく性格なのだそうです。
だからちょっとつつくとぶぁ~っと知識があふれ出す、そんな先生でした。
さて今日は「爪切り」講座ということで、我が家の愛犬ちゃんとパパさんと共に参加してまいりました。まずは道具についての説明および使い方、握り方の説明を受けました。
続いて犬の爪の構造と、いったいどこまで切るのがいいのか、そして爪を長く伸ばしてしまった場合、どのようなことが起こるか、などの説明を受けました。
ご存じの方も多いかと思いますが、犬の爪の中には神経が通っていて爪切りをする際はその神経の手前までにしないと痛みと出血を伴います。爪を伸ばし続けると爪と共にその神経も伸びるのだそうです。その際は爪切りに更に注意をしなければなりません。
人間の爪も伸ばし続けると爪を支えるハイポニキウムという皮膚が伸びてきます。それを爪切りの際に一緒に切ると神経が通っているために滅茶苦茶痛い!!
ハイポニキウムは爪を手のひら側から見れば見えるので(伸びてない人は見えませんが)爪切りの際に注意しやすいですが、犬の爪の神経は爪の中に入っているので特に黒爪の場合、目視できず、大変です。だから一回で切り落とそうとせず、少しずつ切ることが大事なようです。
うちの愛犬ちゃんは前足を触られるのを非常に嫌がるのですが、どうやら他のわんちゃんもその傾向にあるようで、そんな場合は後ろ足から切り始めるのがいいみたいです。慣れてくれるまでは1回の爪切りで全部の爪をカットしようとせず、特に嫌がる場合は1日1、2本ずつなど少しづつ慣らしながらカットする。さらにいきなりカットしようとせず、まずは足先をマッサージして足先に触られることに慣れてもらうことも大事。
あ、あと切る際は道具の持ち方とわんちゃんの指先の保定の仕方でなるべくカットした際の振動がわんちゃんに伝わらないようにすることが上手に爪切りをおこなうコツのようです。
そんなことを一通り教わってからいざ実践。
まずはどの体勢でわんちゃんを保定してやるかが1つ目の課題ですがそれに関しては個体差があるので1組ずつ、先生が回ってきてくれて直接指導をいただきながら行いました。
その時に色々と質問もできるからとても良かったです。
また他のわんちゃんとのやりとりを見聞きしながら色々とヒントを得たりして。
1時間の講座を受けわかったことは、どうやらうちの場合は私よりもパパさんの方が上手みたいということ。なので爪切り担当はお任せしようかな~。
セルフトリミングはわんちゃんがシニアになった時、わんちゃんと飼い主さんの負担をなるべく少なくするためにも習得しておくと良いと考えます。今はまだ元気だけれども、もしかしたら介護が必要になるかもしれない。そうなった時のためにもアルシュ主催のセルフトリミング講座、今後も色々と企画しますので是非ご活用ください。
(取材:NAOKO)
【参加してくれたわんちゃんたちのご紹介】
わんちゃんもパパさんママさんもお疲れさまでした~。
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