ペットと一緒にゆっくりと過ごすことができ、ここに来た人同士、ペット同士がつながっていける場所を作りたい。そんな思いを込めて今年3月気仙沼市に『Cafe & pet goods Rino』がオープンした。店内はカフェスペースと物販スペースが設けられており、初めて訪れたはずなのに、なんだか初めてじゃないような、そんな居心地の良さを感じてしまう。現在気仙沼市にはペットと入れるカフェはここだけで地元の人のみならず、観光で気仙沼を訪れたペット連れの人なども利用していくそうだ。






カフェメニューには気仙沼のものも多く取り入れられており、地元で有名な老舗和菓子屋「いさみや」の餡子を使用したあんみつはかなり人気のようだ。他にも大島ゆずや新名産品となった桑茶など地元でとれたものを使用したシフォンケーキや気仙沼以外の地域には流通していないという「気仙沼いちご」を使った季節限定のパフェなど、ここでしか味わえないスイーツがいただける。ちなみにこの「気仙沼いちご」は寒い時期にゆっくりと時間をかけて生育させており、完熟直前に収穫するまで栄養をたっぷりと吸収しているため濃厚ないちご本来の甘さが楽しめるのだとか。産直にも売っているとの話を聞いて帰りに寄ってみたのだが、残念ながらそこには販売されていた形跡だけが残っていたという人気ぶり。




一方物販スペースには犬・猫のグッズやたくさんのおやつなどが並んでおり、オーナーのこだわりが垣間見える。話を伺うとこの辺りでおやつを購入する場合はホームセンターなどに行くのが一般的で、無添加のおやつなどは入手しづらいのだそうだ。だから石巻や仙台までわざわざ買いに行く飼い主も少なくないらしい。そんな飼い主たちのために、吟味した無添加のおやつを種類豊富に取り揃え、販売しているとのことだった。

物販とカフェの他に今後は建物の裏手にドッグランを造ることも計画中らしい。先日青森県八戸市で震度6を観測した地震の際、ここ気仙沼市でも津波注意報が発令され、避難所が開設された。オーナーの齋藤紀子さんによると、同行避難ができる地域ではあるが「ペットと一緒に避難しづらい」という声も聞かれ、実際にペットを連れて避難所へ行く飼い主は少なかったそうだ。その状況を見て津波被害が及ばないこちらのカフェをすぐに開放し、ペットと一緒に避難できる場所として提供した。そういった経験も踏まえ、今後のことを考えて犬たちがストレスから解放されるためにドッグランの計画が持ち上がった。「緊急事態には手ぶらで構わないから逃げてきてほしい。そういう避難所的な役目も担っていきたいと思います」(店主)
天気に左右されず、ペットと一緒にお出かけできる素敵なカフェを覗いたら、飼い主とペットのことを考えたこの地域に無くてはならない大切な存在のカフェだった。
(取材:NAOKO)

★店主の紀子さんより~店名の「(Rino)リノ」はハワイ語の繋がる・集うなどの意味を持つ言葉が由来となっています。地元の方はもちろん、観光で気仙沼に来られた方にも気軽にお立ち寄りいただきたいと思います。カフェだけ、物販だけ、またペットを連れていなくても大歓迎です。皆様のお越しをお待ちしております。
cafe & pet goods Rino
【住所】気仙沼市松崎浦田59ー4
【電話番号】090-2369-2502
【営業時間】冬期11:00~18:30(LO18:00)夏期10:00~19:00(LO18:30)
【定休日】月曜(祝日の場合は火曜に振替え)
【駐車場】あり
【Instagram】https://www.instagram.com/cafeandpetgoodsrino/
【ペット】店内同伴OK・大型犬 OK・ペット用食事あり・マナーウエア着用・カフェマット持参・リードフックあり・予約可・初回利用時各種ワクチン接種証明証持参
~他のお客様の迷惑にならないようにマナーを守って利用しましょう♪~
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